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ハーレーのアイドリングが不安定な場合のセッティング

ハーレーグライド

ハーレーに乗っていて、アイドリングが不安定になりエンストしそうになった経験がありませんか?ハーレーに限らず、バイクが走行中にエンストしそうになると安心して乗る事が出来なくなりますよね。日頃のメンテナンスをキッチリ行うだけでもこうしたトラブルを防ぐ事が出来ます。ここではアイドリングが不安定になる事例を紹介します。

アイドリングが不安定になる原因は様々ありますが、代表的な例ではガソリンの劣化やエアクリーナーのエレメント詰まり、プラグの劣化等が挙げられます。

長い間バイクに乗らないとガソリンが劣化し、爆発と燃焼が上手くいかずエンジンに負荷をかけます。その結果、アイドリングが上手くいかず不安定になるのです。ガソリンを入れてから半年以上も走らせてない場合は、異臭がして腐っている可能性があります。その場合、タンク内のガソリンを新しいものに変えてみましょう。

エアクリーナーのエレメント詰まりについては、長い間バイクを走らせるとエレメントに埃が詰まり、エンジンに送る必要な空気の量が不足してしまいます。爆発と燃焼のサイクルに悪影響を及ぼすので、アイドリングも上手くいかなくなる訳です。この場合はエレメントを交換する事で改善します。

プラグの劣化については、失火や火花が弱くなるとアイドリングも弱まります。エレメント同様にプラグを交換する事でアイドリングが改善されます。

カバー

アイドリングが不安定になる代表例を簡単に紹介しましたが、次にハーレーのアイドリングを調整するセッティング方法について、紹介します。セッティング方法としては、ハーレーのキャブレターにアイドリングスクリューというパーツを付ける事で、燃料を濃くしたり薄くしたりする事が出来ます。
指先で調節する事が可能なので、自分の好みの回転数に合わせる事が出来ます。ハーレーのアイドリングが安定する回転数は780~1000rpmですが、極端に上げたり下げたりする事でエンジンに負荷がかかりますので、調整する際は注意してセッティングしてください。